ブログ・コサワ

日常の気づきと、真面目の向こう側の笑い。

クリエイティブなお仕事

 

ごきげんよう

 

こさわ です。

 

 

最近、時間が出来まして、

 

部屋の片づけをしておりました。

 

 

バシッと1日で終わらせる、

 

という性格でもなく、

 

 

ダラっと1週間かけて、

 

片づけておりました。

 

 

捨てられない性分なりに、

 

物を処分しようと思い立ち、

 

 

 

BOOKOFF に、

 

本・CDを持って行き、

 

臨時収入をゲットしました。

 

 

 

買取額が並んだレシートを受け取り、

 

その金額の内訳を、

 

ものの価値って 人気なんだなぁ、

 

と、一つ一つを確認。

 

 

 

もちろん場面が違えば、

 

人気だけが価値ではないですが、

 

 

やっぱり、

 

みんなが欲しいと思うモノには、

 

それなりの値段が付く。

 

 

ただ、人の関心の対象は、

 

時が流れると、移っていくし、

 

今日400円で買い取られた本も、

 

半年後は、

 

何円で買い取ってもらえるか、

 

分からない。

 

 

当たり前のことだけど、

 

しみじみ、

レシートを眺めて思いました。

 

 

 

自分のこととして感じたとき、

 

分かってたことが、

 

もっとミクロに分かる。

 

 

体験しないとわかないなぁと。

 

 

モノを処分して、

 

スッキリした一方、

 

 

お金のシビヤさを肌で感じて、

 

頭に

新しい靄(もや)を浮かべながら、

 

帰宅しました。

 

 

翌日、

 

 

退職したら、

 

スッキリさせたいなぁと

 

予てから思っていた、

 

もう一つを片づけに、美容院へ。

 

 

近年流行りのコーワーキング(coworking)で、

 

知り合った美容師さん。

 

 

1年半ほど前に、

 

その存在を知ったときから、

 

切ってもらいたいなと思っていて、

 

やっとこさ 行きました。

 

 

まぁまぁ長かった髪

(鎖骨下くらいまであった)を

 

サクっと、

 

ショートカットにしたい

とお願いしました。

 

 

美容師さんにしたら、

 

結構なプレッシャーだったかと

思われますが、

 

 

「まぁ、

 そのうち髪は伸びるんで大丈夫っす」

 

 

と、適当なノリで依頼。

 

 

 

「長さはどれくらいまで、切っていい?」と、

 

モデルさんの写真を出しつつ、

 

正確に要望を聞き取る、美容師さん。

 

そして、

 

「長さだけ決めてくれたら、

 あとは似合うように切るよ」

 

と、頼もしい一言。

 

 

 

 

するり するり と、

 

落ちてゆく髪の毛。

 

 

切り離された瞬間、

 

他人になってゆく。

 

 

分かれたカップルとか、

 

離婚した夫婦って、

 

こんな感じなんだろうかと、

 

 どうでもいいことを思いました。

 

 

私がくだらない考えを巡らせている間にも、

 

プロは着々と仕事をお進めになり、

 

 

 

一旦、目安の長さに切り、

 

慎重に場所を選んで、

量を減らし、

 

さらに細かく切り揃えたり、

 

揃えた後に、

 

切り込みを入れたり、

 

 

 

手仕事を眺めて、

 

楽しんでいるうちに、

 

 

 

客(私)のオーダーの大雑把さとは、裏腹に、

 

繊細なプロのお仕事で、

 

想像以上の仕上がりに、完成。

 

 

 

私の想像(イメージ)を超えて、

 

リアルに創造してくだりました。

 

 

 

腕前は、

周囲の評判で知っていたものの、

 

体験するとやっぱり別格です。

 

 

 

私の想像は ぼやけてたけど、

 

美容師さんは、

 

どんな形がこの人に似合うか を、

 

切る前から

 

もっとハッキリと

 

イメージしてくれていた様でした。

 

 

 

期待以上の仕上がりに 浮かれながら、

 

帰宅がてら、お散歩しました。

 

 

 

第二次世界大戦後に、

 

当時の人が 植えに植えた、

 

ソメイヨシノ が咲いていて、

 

 

 

「桜は、満開になっても枝が見える。」

 

 

 

絵の先生が、そう言っていたと、

 

母が言っていたのを、

 

思い出しました。

 

 

 

頭の中のイメージでは、

 

桜って、

 

枝が見えないくらい、桃色に覆われている。

 

けれども、

 

実物を見ると、

 

確かに、たくさん花が付いていても、

 

枝が見える。

 

しかも 桃色 ではなく、ほぼ白色 。

 

 

 

想像と現実は、乖離しているものなのか、、、?

 

 

 

 

 

想像と創造は、一致させることができて、

 

創造されたものは、人工的とはいえ、

 

現実。

 

 

 

私の想像を超えて、

 

美容師さんは想像して、

 

それが、その手で創造されて、

 

現実になった。

 

 

 

今、わたしの手元にある、

 

この髪は、現実。

 

 

 

なんで、枝の見えない桜を、

 

私たちは、想像するのかな、、、?

 

 

、、、。

 

たぶん 絵 かなと思いました。

 

 

 

「桜 イラスト」で、検索したら、

 

枝の無い桜の 絵 が、いっぱい出てきました。

 

 

私の想像は、

 

誰かが作った 人工物 、

 

だから、ある意味、現実。

 

 

 想像=現実

 

 

案外、

 

現実と想像は一致しているようです。

 

 

 

 

私の部屋も、

 

完成図を詳細に描けば、

 

もっと片付くのかもなぁ と思いました。

 

それと、
 
イメージをリアルに変換する、
 
その腕前を持った美容師さんが
 
この世に居ることに
 
感謝だなぁと思いました。 

 

 

 

私がお世話になった美容院はこちら ↓ 。

 

beauty.hotpepper.jp