ブログ・コサワ

日常の気づきと、真面目の向こう側の笑い。

jMatsuzaki直伝、TaskChute上級者向け講座、行ってきました。

7月に、TaskChute Cloudのスマートフォンアプリ化のクラウドファンディングに投資しまして、そのリターンであった「jMatsuzaki氏(以下 J氏)によるTaskChute上級者向け講座」(2019年9月21日)に出席しました。

 

まず、講座開始時の画面に「夢見るリアリスト」の文字があり、私としてはかなり興奮。

 

自己紹介では、僭越ながら「農業の収益強化を事業にしたい。そのために起業をしたい」と話しました。まだまだ実現の目途など立たない私の夢に対して、「いいですね!」と言ってくださるJ氏。これだけで嬉しい。

 

ちなみに、講座参加者は3名で、私以外のお2人は、すでにキャリアを持っていらっしゃる人生の先輩方でした。私より、そしてJ氏より年上。あまり年齢に縛られない主義の私ですが、これだけ人生経験のある方々をも満足させる講座をするってすごいな、と思いました。

 

 

そして講座本編へ。

TaskChuteCloudのマニアックな使い方、というよりはタイトルに含まれた「夢見るリアリスト」の言葉どおり、いかに夢を実現していくかという事がゴールに据えられたお話でした。

 

もう少し細かく言えば、第二領域のマネジメントの話です。

そのメソッドとして、ミッションステートメント、TaskChute、レビューが並んだ構成でお話してくださいました。それから、TaskChuteおよびレビューと重複しますが、ライフログに関しても詳しくお聞きできました。

 

説明材料として、J氏の実際のログであったり、ミッションステートメントであったりを見せてくださったのですが、記録の膨大さと、整理された美しさがすごい、、、。

 

J氏のミッションステートメントでは、ペルソナ(役割、人物像)ごとに、自分の信条が書かれていました。このペルソナがTaskChute内のプロジェクトに落とし込まれる形式になっていて、結果、全タスクがいづれかのプロジェクト(ペルソナ)に属するようになっていました。なんかもう整然とした美しさを感じました。

 

TaskChuteって、24時間記録します。生活動作も含め、すべてがタスクとなります。どれくらい細かく区切るかは人それぞれですが、私の場合「水を持って2階に上がる」というタスクもあります。それくらい些細な行動まで、タスクとして扱うわけです。

 

そういう調子ですので、一日約60ものタスクが出てきます。それらすべてのタスクを、どのプロジェクトに属するのかを判断していくのって、大変です。

 

そもそも、私はプロジェクトを、生活/趣味/自己研鑽・・・などの分類で作っていましたので、根本的に違く構成でした。そして何より、ミッションステートメントを未だに作っておりませんでしたので、これが一番急務だと気づきました。

やりたい事がこまごまあって、目移りしておりましたが、道しるべ無くして歩こうとしていたわけですから、恐ろしい話です。

 

 

それから、ライフログは、TaskChuteで24時間記録、その上で人生の質に深く関係する項目は、別途シートに手打ちで記録すべきとのこと。

 ここで、J氏の記録シートが表示されました。スプレッドシートに、睡眠時間/深い睡眠時間/読書時間・・・などなど、第2領域に関係する項目が10項目以上並んでました(20以上あったかも)

これは細かすぎて無理よって、内心思いました、、、。

 

しかし、この後のお話に納得させられてしまいます。

なぜこんな記録シートをわざわざ作っていらっしゃるかというと、ポイントの意識化のためであるとのこと。TaskChuteというのは24時間の記録をすることで、すべての時間を可視化し、生活の改善を図ります。しかし、24時間の中にすべてが埋もれてしまいます。

だから、生活改善のポイント(睡眠時間/深い睡眠時間/読書時間・・・などなど)をわざわざ書き出すことが効果的であると。。。。納得してしまいました。

実際、TaskChuteCloudに毎日記録取って、レビューをチェックするだけでは、見えずらいことがあるとは感じていたわけですから、、、やるしかないなと思いました。

 

 

ただ、これだけで講座を終わらせないのが、jMatsuzaki。

こんな面倒くさいことをするモチベーションは何か?という話があり、ここがなかなか良かったです(私的には)。

 

結論としては「自分を知ること自体がインセンティブというです。

 

無形のものですし、見えずらく、インセンティブとして感じにくいかもしれませんが、そもそもTaskChuteって自分のためにやってるわけですから、外部にインセンティブを求める方が不自然なわけで、「自分を知ること自体がインセンティブ」というのは自然な結論だなと思います。

また、自分に関する情報というのは、無形であるからいいとのこと。

<青字の内容は、J氏の話ではなく、私の個人的解釈です>

確かに、有形のものは、酒、たばこ、ブランドパッグ、恋人、、、などなど、中毒性があるものが多いです。それに、お金、あるいは人を消耗します。

その点、自分を知るという体験は無形であり、かつ、自分の意識で得ていくもの。自分がどれだけ自分の行動を意識するかが、自分自身に返ってくる。自分を知れば知るほど、自分が楽しくなる道を選べるようになる。しかも、自分を知るというインセンティブには際限がない。きっと、一生継続的に得ることができる喜びです。そういう意味でも、すぱらしいご褒美であるなと思いました。

 

また、自分を知れば自分の使い方がわかる、そして、現実をよく見て、そこに自分の能力をマッチングさせる方法が見える、結果、自分のミッションより正確にわかり始めるとのことでした。

 

自分を知らずして、行動(自分の活用)はできない。そういうことかなと思います。

 

最後に。

J氏いわく、「人生にはワープする瞬間がある」と。

現実を見ると、自分の無力さばかり感じますが、希望が持てました。

 

以上。