銀行のお姉さん
銀行に行った。
いつもは自分の軽自動車で行くのだけど、
今日は、家の普通車で出た。
母が乗った後の車は、
シートの位置が違う。
「こんなんで よう運転してるな。」
腰痛があるから、
独特のシートの位置になっていた。
人の体と自分の体の違いを
味わう感じが
面白かった。
銀行に着く。
窓口のお姉さんに要件を伝える。
お札を新券に変えてもらう。
住民税を払う。
ハンコが
ボン
ボン
ボン
パソコン
カタカタカタッ
記帳の器械が、
シュシュッ
シュシュッ
シュシュッ
銀行の人の仕事を見て
すげぇな~
と思う。
手際がいい。
そのお姉さんには、
そういえば10年くらい前から
お世話になってるなぁと
思った。
初めて見たときは、
研修中 って感じだった。
あまり社交的なタイプには
見えない人で
ちゃきちゃき したタイプ
でもなくて
この仕事続けるのに
「向いてないなぁ」
と思ってはったりしないのかなぁ
とか、
勝手に想像してた。
今日のこの人見てたら、
やってる人はできるようになる
っていう結論だけ、
届いてきた。
「お待たせしました」
「ありがとうございます~」
NISAのチラシは断って
帰った。