あした死ぬかもよ?
ひすいこうだろう さん の著書。『あした死ぬかもよ?』
自分の死を自覚してこそ、本気になれるといった内容。
私たちは、たまたま生まれて、そのうち死ぬ動物である、
ということを分かってはいるけど、将来の心配ばっかしちゃう。
で、今が楽しくない。
そういうミレニアムにピッタリの本。
だと 思いました。
印象に残った文。
龍馬は、どんな事態でも、深刻にならずに、人生を冒険として生き抜きました。(p.66)
小さいことで、ネチネチするタイプの私には、
とても刺さった。
本の主旨の 自分の死を身近に感じてこそ本気になれる といった内容は、
頭では理解できるけど、
実感しにくいので、
これを読んだところで自分に変化はないだろうな、と思ってしまいましたが、
この龍馬の一文は、身近に感じた。
つい深刻になってしまう自分がいつも目の前にいるけど、
結局そんなの大したことない話よ、
と言ってくれる龍馬を頭の中に住まわせておく事で、
救われることがあるかな、と。